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| 石橋湛山賞とは・・・ | 受賞記念講演「家計からみる日本経済」 | ||
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国際関係は切った張ったの世界、権力闘争の世界ですが、そのままにしておけば共倒れになってしまう世界でもあるわけです。 そこで共倒れにならない限度まで戦争は抑え込もうという観念も生まれてきます。 国際関係を信じるというのは、権力闘争を特徴とする国際関係においても最低限の秩序をつくることができる――そんな考え方ではないか。 石橋湛山翁は、日中戦争前夜においてなお戦争の合理性を疑うことによって、一丸となって戦争に向かう日本でも国際関係について一定の見識を持ったいた人であったといえる。 この、国際秩序を考えることが本日のお話しです。 題目は「現実主義者の平和構想」、大変大げさな題名ですし、これだけでも「いったい何だ」という方がおいででしょう。 というのも、現実主義という考え方は、普通、平和の構想とはおよそ正反対だと考えられるからです。 戦争は避けられない、それが国際政治の現実だという議論と、いや、そのような世界はいけないのであって、平和を実現する世界をつくるべきだという理想主義、 この現実主義と理想主義がぶつかるところで国際政治の議論が行われてきた――これが戦後日本における国際政治という分野の、一つの特徴だったのではないかと思っています。
私はこれは間違いだと思ってきました。このように議論を立ててしまえば、ここで言っている現実主義とは、結局ただ現実の追認になってしまう。
また逆に平和主義とは、どうせ実現しそうもない夢物語を語るという理想主義になってしまう。これでは展望が開かれることもありません。 … 中略。項目では …
…… ご清聴ありがとうございました。 『自由思想』101号(2005年11月発刊)に全文を掲載
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